←この回で釣ったイワシ達の話です。
アジしか捌いたことがなかったが、その時に得た知識だけを引っ提げて料理に挑んでみた。
調理開始!
小さい魚ながら鱗が多く、手にびっしりと鱗が付く。
半日経った後でも、まだ手のひらからペリペリと剥がれ落ちるくらいの鱗量だ。
一匹ずつ丁寧に包丁で鱗を落とす。
魚に手の熱が伝わると直ぐに火が通ったように濁った色になってしまうため素早く済ませる。
次に、頭を斜めに落とすと、内蔵も一緒にくっついて出てくる。
まだ肛門の方に内蔵が残っているため、腹を割いて包丁で小削ぎとる。
ここまでしてから初めて水道水で洗う。
眉唾かもしれないが、海水の魚を水道水で洗うと浸透圧の影響で旨味が外に逃げるらしい。
なのでここも手早く行う!
このままだと臭みが残るので、醤油、酒、生姜を合わせたタレに漬け込む。
漬け込み時間は一時間で充分らしい。
片栗粉をまぶして油であげる。
この時、片栗粉はちゃんと落として薄~く付けないと、油を吸いまくってコッテコテに。30才男性には堪えるものになってしまう。
俺が経験しているから間違いない。
きつね色になったら出来上がり。

「鰯の顔」唐揚げ
我ながら、なかなか独創的な盛り付けだ。(笑)
実食!
食べた感想としては味付けは鳥の唐揚げと殆どおんなじ。
ただし、背骨の食感があまり宜しくない!
せっかく身がフワフワなのにいちいち邪魔してくる!
背開きにすれば良かった!
失敗した!
全量揚げてしまった!
つーか、調べたら鰯は手開きってやり方があるじゃん!
ということで、お魚の味は良かったのだが、下処理不足と知識不足いうことで1つです!☆➰
・次回は骨の処理もちゃんとやる事
・1度に全て調理するのはやめようという事
・そして魚にあった開き方があるって事
この3つを、イワシが俺に教えてくれた。
有り難うイワシーズ。
また俺に釣られてくれよ。