さいたまからきました! 海釣り・バス釣りブログ

こんにちは!さいたまキョウヘイと申します。埼玉県在住・釣り歴だけ長い初心者です。そんな私の失敗談や釣行記を書き綴っております。 twitterもやってます。@saitamafish

【野宿2日目】3月の千葉釣行、背中に家を背負い1週間釣りしてきた。

前回の続きです。

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saitamafish.hatenablog.com

 

 

 

出会いの2日目 2017年3月18日(金)

6:00起床、ひんやりとした空気の中、寝床を出る。

 

朝の散歩だ。

 

昨日メバルがバンバン釣れた場所へ行くと、すでに5人くらい釣りをしていた。

 

俺も負けじと朝マズメ狙いで竿を出す。

 

しばらくすると、後ろから1人の男性に声をかけられた。

 

「このあたりってアオリイカは釣れてるんですかー?」

 

前日に俺も少しエギングをやったが惨敗していたのでそのことを伝え、そして俺は地元民じゃなく、旅をしていることも伝えると興味を持ったようで、そこからしばらく雑談が始まった。

 

話を聞くと20歳のフレッシュマンな彼も、いつもは三浦をホームにしているのだが、連休を使って千葉まで遠征に来たらしい。

 

そして幼少期からお父さんに釣りを教えてもらっているらしく、釣り歴は15年以上!超ベテランであるが、腰は低く好青年である。

 

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あーだこーだと情報交換をし、一緒に少し釣りをするが結果は×…

 

昨夜メバルが入れ食いだったことも教えると、「夜また一緒にやりませんか?」とお誘いを受けたので、夕方に待ち合わせをすることにして一度解散した。

 

 

暇つぶしに鋸山を散歩する

さて、夕方まであと半日あるどうしようか。

 

一人旅は気ままである。

 

しばらくラジオを聞きながら海を見つめていた。

 
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△海は良い。

 

 

昨日の晩御飯が質素だったことを思い出し、魚の調理方法でから揚げを作る事を決意する。

 

コンビニへ行き、サラダ油を買う。

 

重い。こんな事なら家からちびっと持ってくれば足りたはずだ。

 

反省をしつつ、近くの釣具屋で情報収集をする。

 

店番をしていたおばちゃんに、このあたりでイカは釣れているか聞いてみたが水深が浅いためよっぽど運がよくなければ釣れるわけないよ!!と、なぜかなぜか怒られた。(なぜだ)

 

そのくせエギを売っているのだから腹が立つ。。。まあ商売なのでしょうがない。

 

結局のところ、ここではなく館山の方の「自衛隊堤防」が水深がある為良いようだ。

 

貴重な情報をくれたが、その前に理不尽な怒りをぶつけられたので、買い物はサルカンのみに留め、店をあとにした。

 

 途中で地元の方にまた話しかけられたので、エギングがこの辺りで出来る所があるか聞いてみると、近くに良いところがあると教えてくださった。これは有力な情報だ!すごく人気な場所らしいので、明日は朝早くそこに行ってみようと思う。

 

 

まだまだ時間ありすぎるのでこのあたりの観光スポットになっている鋸山に登ることにする。(釣りをしろよ)

 

鋸山 

ロープウェーはチケット購入が片道・往復で選べるのだが、上まで行ってみたらわかるが山頂から歩いて帰るのは無謀だと思う。

 

結局往復代買うことになるので、鋸山のロープウェーに乗りたい方は往復チケットを推奨です。(その方がちと安い)

 

この山、昔は石切り場だったらしく、断崖絶壁とはこのことだと身を持って体感できる。

 

 

ロープウェーを降りたら5分で頂上。

 

とても達成感などはないが、景色だけは絶景だった。

 
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△山頂から釣り場が見える。

 

しばらく山の涼しい風を浴びながら、遠くを見たりぶらぶらしていた。

 

 

さらに山道を進むと巨大な大仏や、深い谷をのぞけるスリリングなスポットを有する[日本寺]があるがここでも拝観料としてお金がとられる。

 
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なんつーか

 

 

 

 

 

 

あこぎいい。

 

 

それくらい払えばいいじゃんという気持ちもあったが、なんか悔しい気持ちが込み上げてきたので踵を返し、さっさと帰りのロープウェーに乗った。

 

 

 

 

 

やっぱり海はいい。

 

拝観料取られないし。

 

テントに戻って昼飯にする。

 

お湯だけ沸かすだけでおいしく食べられるチキンラーメンは偉大である。


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△この秘密基地感…最高だ。

 

この辺りは人の往来が多いため、今夜はまた別の場所にテントを張ることに決めた。

 

テントだけなら引っ越しも簡単である。

 

家なんていらないんじゃないかと考え始める。結局、家なんてデカイ物置でしかない。

 

 

 

いざ、釣りの時間!

さていよいよ時間になる。

 

夕方17時のチャイムが流れる。

 

辺りはうっすらと暗くなっている。

 

今朝出会った彼にポイントを教えて、俺も竿を出す。

 

 

 

むむむ…まだ早いか?こないぞ

 

 

 

とにかく投げ続ける。

 

表層をデッドスローでダダ引き。

 

これがポイントだ。

 

 

 

 

18時を回る。

 

寒みーよー!

 

と、その時!

 

 

ググググーー!!

 

何か重いものがゴツンと針にかかったのが、腕に伝わる。

 

竿先がしなる!

 

暗いけどその時の映像がコチラ


千葉・浜金谷のテトラ帯でメバル釣り

よしきたー!!



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△でっぷりメバルちゅわん♥ 

 

やっぱり時合は最高!!

 

メバルは夕方から夜が活発になるようで、こんなに食べ応えの有りそうなメバルが釣れてラッキー。

 

 

その後も釣れ続けたが、あまりいいサイズではなく、今夜も食べる分以外はリリース。



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あの爽やか君も家族分の(しかも超良型)が釣れたようで、大満足の様子で報告をしに来てくれた。

 

うんうん。ええ子じゃ。

 

そして連絡先を交換したあと解散をした。

 

 

 引っ越しと晩めし

さて、仮住まいの引っ越しである。

 

場所は昼に放浪して決めておいた「フェリー乗り場裏」だ。

 

ここはとても良い。

 

人通りが少ない割にフェリー乗り場施設の明かりがいい感じに真っ暗にさせない。

 

なんか野宿場所を見つけるのが上手になってきた。

 

どこでも寝られるのは自由を手にした気分だ。

 


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△一人の時間が心地良い。

 

さてさて、 腹が減った。

 

さっき釣ったばかりのメバルをいただく事にする。

 

調理方法は素揚げだ!!

 



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△大した料理じゃないが、めちゃくちゃ美味かった!! 

身はふわふわで、淡白な白身に塩味がちょうどいい感じ!

 

そしてご飯の量はめちゃ多い!!!

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△味付けは塩!以上!だが、旨い!

 

お腹もいっぱいになったので歯を磨いて寝ることにする。

 

野宿と言っても歯磨きと、濡れタオルで体を拭くといった衛生的な?生活をすると気持ちがよいのだ。

(今回もお風呂には4日間入ってましぇーん。😂)

 

 

旅は出会いと別れ、驚きや発見を沢山経験出来る。

 

困ることもあるし、寂しくなっちゃうことも途中に何度かはある。

 

だけどそれも含めて旅は良い。

旅の思い出はなにものにも代えがたい。

形には残らないし、役には立たないかもしれないけれど、それでいいのだ。

またいつかこんな無謀な旅がしたい。

時間とお金を出してくれた妻に感謝してます。

 

さてさてさて。明日は地元の方が教えてくれたエギングポイントにでも繰り出そうじゃないか。

 

 

続く。↓

 

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