どうもこんにちは。
げきちんこの、さいたまキョウヘイです。
エギングシーズンは毎年、普段より多く釣行に出て家族に白い目で見られています。
なのでせめて結果は出したいんですが
やっちまいました。ボウズです…。
絶対釣れる気しかしていなかったのに、何故釣れなかったのか…ちょっと考えてみることにします。
目次
夜勤明けの弾丸釣行は天候に惨敗した。
DATA
10月18日(日)湾奥エリア
(厳密に言うと日曜なんで4週目ですね。3週目の土日って事で。)
- 大潮 ↑6:10 ↓11:58
- 時間 7:00~12:00
- 風 かなり強い
- 波 潮が動いている間は荒 ややクリア
- 天気 朝は曇り、昼に近づくにつれ晴れ間が出てきた。
前日まで雨が降り続いていて、この頃急に朝晩冷え込むようになっていた。
- 俺の体調 夜勤明けで眠い。疲れアリ
- 釣果 アタリ1、キャッチ0
- 釣り場の状況 混雑隣の人との感覚は20m程
- 周りの人の釣果 シーバス絶好調(プラグ)、アオリイカは手のひらサイズを連発する名人がいた。
IMPRESSION
7:00風の強く吹く釣り場に到着。
めちゃくちゃさむい。
寒さと疲れで集中力がすでに風前の灯。
風がとにかく強すぎて、アガリの12:00頃に弱まりやがった。
こんなことなら昼からの便でゆったりと来るんだった。
灯は消えた…。
エギングという釣りはラインを見る釣りであり、さらに着底させてボトムを取ることが重要な釣りなので風は大敵となる。
だがここで釣らねば!ネバーギブアップ!と、自分を奮い立たせてイカに臨む!
釣り始めてから30分ほどで1度、竿をゴツンと引っ張る「イカにも」アオリイカらしいアタリがあったのだが、ラインの張りが甘く逃がしてしまった。
まあまたチャンスはあるだろうとのんきに構えていたのだが、その後アタリすらなくなりボウズで終わることになるとは、そのとき思いもしなかった。
今回の釣行では遠投による反応の増加を検証したかった。
したかった。
風が強くてそれどころじゃなかった。
遠投モデルのエギである「DUEL ez-Qマグキャスト」がめっちゃ飛ぶらしいので今回はそれを使って比較をするつもりだった。
ほかにも遠投モデルを集めたかったのだが、時間がなかったのでまた別の機会に実験してみる。
とりあえず実際にマグキャストを使用してみるとその飛距離に驚いた。
通常モデルでは30~35m程の飛距離しか出ないが、マグキャストは45mの飛距離が出た。
プラス10mはスゴイ。
(飛距離確認方法はラインのタナマーカーによる)
ぜひ他社から出ているロングキャストモデルとの比較対決をしてみたいので、天候が良いときに再挑戦したい。
しかし風にラインがあおられて着底がわからない!→アタリもわからない!→なすすべ無し!
こんなとき、エギに重量があればわかりやすいのではないかと思った。
主にティップランエギング(海上エギング)に使われるエギ用おもりで、潮流の速い場所や、早く底を取りたいときなどに使用するシンカーが売っている。
ショアから使用するならエギ自体が15~20gの重さがあるので、10g~20g程度のシンカーが使いやすそうだ。
次回からの釣行では持参しようと思う。
ロケッティアチューンは本当に飛距離アップするのか!?
知ってる人は知っている「ロケッティアチューン」で飛距離がどれだけ上がるのかも検証したかった。
もしこの調整で飛距離が伸びるのであれば、
飛距離の出るエギ×ロケッティアチューン
で、最強最長ロングロングキャストが実現する。
ロケッティアチューンのやり方としてはリーダー部分にビーズを仕込んで置き、エギのカンナを1本だけエギとまっすぐ並行になるように倒しておく。
キャスト時にその突き出した1本の針をビーズの穴に通してから投げるとエギの飛行姿勢が安定して飛距離が出やすいという理屈らしい。
早速試してみた。
結果:飛距離ちょっと伸びたかな?程度。
むしろ手返しが悪くなったり、ビーズからエギが抜けてくれないなどの失敗もあった。
セット用の針を短くするか、ビーズの穴を大きく拡張すれば解決しそうではある。
今回ロケッティアチューンのために使用した道具
「YO-ZURI スーパーシモリ玉 Sサイズ」
▲今回Sサイズを使用したがMサイズと迷った。今後実験してどっちがいいかを確認してみる。
このビーズには向きがあり、穴がテーパー状になっている。
径の大きな穴に針が入るように、ラインに通す事。
小イカ連発していたA氏。なぜ彼だけ釣れるのか
こっちがホゲているにもかかわらず、同じ天候・場所・条件なのに小ぶりながらも確実に連発している人がいた。
仮に彼をA氏と名付ける。
俺はA氏にバレないように彼の動作をチラ見(ガン見)することに成功した。
はたして俺の釣りと彼の釣りは何が違うんだ!?
考え方は読み取れないが、所作は分析できたらマネできるところがあるかもしれない!
A氏の分析
タックル:一般的なレングスの竿+リールはセフィア? まあ普通。
飛距離:30m程。 これもまあ普通。
キャストからの流れ
(※この釣り場の水深は5~6m程度)
(※エギの沈下速度を約3秒/mして考える)
- キャスト →上記通り30m程
- ラインメンディング →水際まで近づいてかなりしっかりとしたラインメンディングを行っていた。大雑把な俺は気持~ちやっていた程度だった。
- 1stフォール 30秒 →着底まで18秒くらいかかっているとしたら10秒ステイしていることになる。
- シャクリ1回 からの着底(10秒フォール&ステイ) →根がかり防止の為のシャクリと思われる。
- ジャーク6回 (10秒フォール&ステイ)
- ジャーク3回 (10秒フォール&ステイ)
- ジャーク6回 (8秒フォール&ステイ)
- ジャーク4回 で接岸
- すぐに抜き上げず追いイカを確認 →手前では釣れない!が俺の考えだったが…そういうとこだぞ!
なぜ釣れていたのかまとめ
全体的に体系化して完成された動きだった。
ラインメンディングをしっかり行っていた。
風が強い日にはキャスト後すぐに海面にティップを浸け、ラインが風にあおられるのを防ぐ技があるのだが、確かにこれをやるべきであった。
しかも妥協せずに水面ぎりぎりまで降りてやるのが大事だ。
エギングでは確実に着底をさせることが重要なのはわかっていたのに妥協してしまった自分が恥ずかしい。
きちんとカウント
ステイ時間が体にしみこんでいるのか頭の中で数えているのか、ほぼ10秒で統一されているのがすごい。
そしてきっちりステイしていることがやはり釣果につながっている一つの要因と考えられる。
シャクリではなくジャーク主体
シャクリは1発目だけ。残りはすべて高回数のワンピッチジャーク。
アピール力が強いのがジャークの特徴。
好奇心の強い秋イカにジャーク、なるほど確かに合理的で合点がいく。
▲2:30くらいにワンピッチショートジャークの説明あり。
抜き上げ前の海中チェック
接岸前ぎりぎりまで追っかけてきているイカをモノにするため海中チェックを毎回行っていた。
近くにいれば粘り強くその場でアクションなどさせていた。今になってみればA氏は近距離で釣っているものが多かったかも。
手返し重視の俺はというと、手前5mくらいまでに反応がなければ回収→即キャストであった。
こう見るとやはり丁寧な釣りをしたほうがいい結果が出るということがわかる。
今度は万全の体調で集中して釣りに取り組みたいと思う。
それにしても、、人の釣り方を観察するのって楽しいな…見られる側は超嫌でしょうけど(笑)
次は頑張るぞー!