最近、穂先折れまくりだよ・・
修理に出すと結構な値段かかるんだよな
お小遣いが減るのは困る!200円で俺は直す!!
またそうやって壊すぅ…
目次
コンパクトロッドの穂先が脆すぎて困った!
10月はエギングにハマっていたんですが、釣り場につくとあら不思議、竿先がポッキリ逝っちゃってるのがなんと連続で2回!
使用していた竿はコンパクトロッドの
【DAIWA クロスビート】
Amazonのレビューにもあるんですが、この竿の穂先が折れやすくて折れやすくて…。
釣り場に着いて、さあやろうって時に穂先が無いとやる気がめちゃめちゃ下がるんですよ…。
原因は穂先カバーにあった!
なんでかなと思ったら付属の竿先カバーが強烈に干渉してました!
緩衝じゃなくて干渉していた!!(笑)
△怒りの付属竿先カバー
△カバーの遊びがとても大きく取られていまして、移動中や取り出し時に横から力が加わるとカバーが穂先を倒してしまうんです。(見やすい様に画像修正したら指の色が大変なことになった。)
△外側にもこーんなに可動しちゃいます。ガイド通り越してるから!穂先がテコの要領であっさりぽきーん!
DAIWAさん〜このカバーは改善の余地ありですよ…。
改善策は磯竿用の長いカバーが◎
カバーがグラグラしてしまうので、カバー自体に長さが有り、竿に2点固定できる磯竿用に変更してみました。
△半分が優しさで出来ている磯竿用カバー
縦横からの揺れにも強いですし、糸通しが簡単になるのでグッド!
△コンパクトロッドの穂先でハラハラしている方には、オススメです。
竿の補修。かかった費用はなんと200円!
このクロスビートは結構いろいろ釣ってくれたんで自分の気持ち的には減価償却済みでした。
正直なところ買い替えたかったんですが、お小遣いがlittle money…
以前に小継ぎ竿を自作(一度の仕様で真っ二つ)した豊富な経験を活かし、今回も自分で竿を直してみました。
ステップ1【1番ブランクの交換】
使う道具:ライター、ペンチ、カッター
ブランクとは、竿の芯となる部分で、使用する用途によって適したブランクを選ぶ必要があります。ブランクの素材には、主にカーボン素材とグラス素材が存在します。
(イシグロ オンライン様から抜粋)
△ブランク
振り出しざおの1番細くなっている芯の部分(ブランク)を1番と呼ぶのかはわからないですが、区別しやすいように今回はそう呼びます。
元の1番ブランクが先端から5センチ以上折れてしまったので、先端ガイド径が合わずに入らない!
てことで今回は1番ブランクごと交換することにしました。
ブランク自体は上州屋など釣具ショップで売ってるのですが中々お高く、しかも合うものを見つけ出すのも難しそう…。
家に壊れたエギング竿のパーツが転がっていたのでそれを使うことにしました。
(カーボンブランクにも低弾性、高弾性の2種類があるので注意!)
家にそういうものがない方はハードオフなどでジャンクのルアー竿などを狙ってみるのもあり?!
友達に壊れた竿が無いか聞いてみたり。
ただし、そのジャンクが絶対合うとは言えないので自己責任でお願いします。
ジャンクのブランクから余計なものを外す
まずはジャンクのブランクをまっさらな状態にします。
テレスコ竿などはもともとガイドが付いてますので全部取ります。
やり方は簡単。
ライターでガイドについてる接着剤を炙る!以上!
ポイントは火を直接当てず、熱で溶かしていくイメージです。
やけどに注意。
ある程度はきれいにポロッと取れると思います。
残ったゴミはカッターなどで取ります。
刃を寝かせてスライドさせるような形でこそげ取ります。
△こそげ取る
先端ガイドもすべて取ってツルンとした「交換用ブランク」の完成です!
もうほぼ作業完了です(笑)80%は終わりました。
壊れたブランクと交換用ブランクの取替え
まずもともとの1番ブランクに付いているガイドを取ります。多分1番2番3番ガイドが取れると思います。
これは後で再利用するので大事にとっておいてください。
次に竿のお尻にあるキャップを外します。
凹みがあるタイプは硬貨などで回せます。
△竿尻キャップ。ネジ式になっています。
キャップが取れたら壊れた1番ガイドをスルンと抜き取ります。
これもなにかに使える日が来るかもしれない…取っておこうヒヒヒ。
そしたら竿尻から交換用ブランクを入れます。
この時2番ブランクの先端から1番ブランクが抜け落ちずに、いい感じに出て止まってくれれば成功です。
太くてほとんど出てこない場合は交換用ブランクが合っていません。別のジャンクを探してください。
俺はというと‥なんと抜け落ちた!!
ひ、ひえええ!
1番ブランクの太さが足らず貫通‥
どうするよコレ‥。絶望‥。
(改善策は後述。)
ステップ2【ガイドの取り付け】
使う道具:エポキシ系接着剤(💰100円)
ブランクが抜け落ちずに止まればガイドを取り付けていきます。
3番ガイド→2番ガイド→先端(1番)ガイドの順にハメていきます。
先端ガイドのみ接着が必要なのでエポキシ接着剤を練ります。
△なんと百均に売ってます。フツーに使えます。
A液B液を同量ネリネリ。
先端だけなので極少量でオッケー。
ちょびっと付けてガイドを差し込み、2日間くらいは触らずに完全に硬化させましょう。
瞬間接着剤を使ってもいいんですが、次取れなくなってしまうのでおすすめしません。
もう完成!!
結構簡単でしたね!?
折れた竿は邪魔ですがとっておくと、こういう時に便利だったりしますね。
て、普通は修理に出すか(笑)
トラブル:交換用ブランクがすっぽ抜けた俺は
交換用ブランクが2番ブランクの径より細くて上からも下からもスルスルと抜けてしまう状態の俺。
もうちょっとだけでいいから太さが欲しかった。
- エポキシで太さを出す?→厚ぼったくなるし硬すぎる。
- カーボンシートを巻く?→うまく接着出来そうにないし、そもそもそんなの売ってるの?
- もう一段振り出し部分を増やす?→面倒‥硬さも長さも大きく変わるし…
と、けっこう悩みました。新しい竿買っちゃおうか…なんていうすべてを覆す凶悪な考えも浮かんだり…
いやいやいや、まてまてまて。
すんでのところで踏みとどまりました。
イメージとしては、
薄い紙のようなテープみたいな物を斜めに巻いていくのが丁度良いテーパー具合が出そうなんだけど、、なーんかいいの無いかなあ。
と思っていたら閃きました。
アルミテープ!(💰100円)
防水、高耐久、程よい柔軟性!
これだよこれ!
△何でもとめちゃうスゴイやつ
幅50mm×長さ100mmに切って45度の角度で斜めに巻いていきます。
テープの重なりは2/3が重なるくらいに。
テーパーを効かせたい部分から、とりあえずブランクの下端まで巻いていき、余りは邪魔なので切ります。
△こんな感じ
これでもう一回竿に差し込んでみますと…
止まった!!やったね!!
てことで微妙な太さを出したいときはアルミテープがオススメです。
(カーボンパターンがプリントされているカッティングシートという選択肢もあったわ。)
△ちょっと飛び出してるんだけどカットしちゃえば気にならないです。俺はこのままでいいや(はいO型です笑)
△自然なカーブ具合で使えそうですね!
かかった費用は、エポキシ接着剤とアルミテープ(両方DAISO)で、なんと200円!安すぎる!
いざテスト!シーバスを狙います
夜勤明け朝マズメ狙いでテストしてきました。(笑)
落鮎狙いのシーバス狙い!
目指せ1m!
タックル
【竿】
DAIWA:クロスビート864TMLS8’6”改(←中二病か)
【リール】
DAIWA: クレスト2004
【ライン】
LAPALA:ラピノヴァ PE #0.6
【リーダー】
SEAGER:FXR船2号
→ノット:FGノット
【ルアー】
lucky craft:ワンダー80
→カラー:レーザーレッドヘッド
45キビレとのやり取りで実用レベルクリア
11月8日(金)
東京湾付近の汽水域シャローエリア(極浅瀬)でランカーシーバスを狙っていたのですが中々アタリが無い…。
時間的に下げ始めの濁りアリ、ベイトありで中々良いコンディション。
流れの変化を見つけ、その奥へ投げる。(40〜50m)
水面下50cm底につかず、水面からは見えずのギリギリをスローでダダ巻きしていく。
流れの変化が出ている地帯を過ぎた瞬間にグゥーとハンドルが重くなる!
おほ!重い(笑)
俺も成長しました。ビックリあわせをしなくなったんです。
スーッと竿を上げ、ゴリ巻き。
ラインにテンションをかけ続ける。
暴れはしないがかなり重い。。
2000番ではリールのパワーが足りないのがわかる。
竿は問題ない。まあきちんとしたカーブと弾性で魚を引き寄せてくれる。
これは修理成功と言っていいだろう!
サンキューアルミテープ!!
ゴリゴリに巻いて来ると…なんか体高のある黒い背中だ。
正体は重た〜いキビレちゃんでした!
抜き上げは無理をすると竿が折れるので(それで一回折っている)波打ち際の砂浜に寄せてくる。
△出血してしまった…すまぬ。今度からリリースゲームはすべてバーブレスフックを使用することにします。
測ったら45センチとなかなか良い!
シーバスじゃなかったけど、テスト成功で満足!
でもちゃんとしたメイン竿はやっぱり必要なのかな。これはサブとして使えるしね。
まあ当面の間はコイツで頑張って行こうかな。(笑)
もし竿を自分で直してみたいと言う方がいれば一度挑戦してみるのもありですよ。
まあ自己責任になりますが、自分で作ったものはやっぱり愛着わきますよ。
困っている方、俺にわかる範囲であればご質問等もお答えしますので、コメント欄からお気軽にどうぞ。(^o^)