今年の夏は暑かった‥。
もう釣りに行っても暑くてすぐバテちゃって、最近は休憩してる時間の方が多いです。みなさん、熱中症にはお気をつけください。
これは暑くて、釣れなくて、なかなか書く気にならなかった釣行記である。
金沢八景の貸しボート「相川ボート」
6月24日(日)
若潮
すっかり釣りの世界に引き込まれてしまった会社の同僚くんたち。
また釣りに行きたい行きたい言うので、なにか楽しそうなのがないか探したところ、手漕ぎボートなるものを見つけた。
金沢八景の近く(もなかった。)の港から釣り船がたくさん出ているのだが、ボートレンタルもあるとの事でそこに決めた。
今回はMくん、マルコメくん、Uスケくん、俺の4人パーティーだ。
相川ボート
▲相川ボートHPリンク
6時から受付をしていて、6時半から漕ぎ出せる。
電車組はどうしても朝イチの船に間に合わなかったりするが、こちらは出発の時間は自分のタイミングで良いのでとても助かる。
気になる料金は
ボート代は1人だと3800円。
2人で借りると4800円、つまり1人頭2400円!
なんか利用しやすいお値段じゃね?!
ボートは15時までに返せば良いし、結構のんびりと釣りができる。
餌釣り、撒き餌、ルアーなど釣り方は自由。
6月〜9月まではキスが釣れるようだ。
酔い止め、日焼け止め、割り箸必須!?
金沢漁港付近にはコンビニが見つけられなかったので金沢八景駅か野島公園駅で昼食や飲み物を買っておく事をオススメする。
ちょっと話は飛ぶが、お昼ご飯のおにぎりは海苔の巻いてあるタイプがオススメである。
なぜって?あなたがイソメ汁のたっぷり付いた手で海苔を巻いてそれを食いたければなんでも好きなものを選べばいいと思う。
俺にそれは出来ない!
しかし!パックに入ったサラダ巻きを買ったのだが…なんと箸が入ってないではないか!!
確認しなかった!
く、くぅ〜…!!
入ってると思った…甘い…まだまだ甘いぜ。
そして俺は泣く泣く指先でつまみながら、イソメ握りを食べるのであった。
コンビニでは箸をもらってきたほうが良い。
いざ出航!
ボートを借りたらライフジャケットを着てボートに乗り込む。
なるべく体制を低くして片足ずつ乗り込み、座席の中心を見極めて座りバランスを保つ。
俺は同僚であり幼馴染のM君と同乗する。
漕ぎ手はM君。
もう一艘のチームは先に出た。公園でボートを漕いだことがあると言っていたがさすが、かなりスムーズだ。
こちらは…ド素人ふたり。左に出なきゃいけないのに右に旋回(笑)
船着き場から出られない!!
ボート屋の人がアドバイスをしてくれるが、うまくいかない。
向こうで同僚が指をさして笑っている。
頑張れ!M!俺にできることは何もない!
▲八景島シーパラダイスがすぐそこに
釣り開始
やっとの事でボート貸し出し場から抜け出す。
だいぶくねくねとしたがなんとか目的地付近に到着。
ボートを漕ぐのは初めは難しいけれど、なんだかとても気持ちが良い。
驚いたのは排泄の手桶!!
ボートの上で立つことは出来ないので座りながら自分のアソコを桶に入れて小水を出す!
中々ギリギリのサイズで、溢れてしまわないかドキドキする(笑)
上級者になると大も可能だとのこと‥ははは
話がそれたが、今回の狙いはキス!更に泳がせでマゴチ!と目標は高く大きく!
竿は2本用意して仕掛けはこんな感じの出来合いのものを使った。↓
ちょい投げして着底後にゆっくりと巻くを繰り返す。
(⚠️あとから調べたら、下手に動かさず、ボートの場合落としておくだけでいいらしい。)
むむ、コツコツ反応があるぞ。
と、思いきやフグ!
ええー。
ボート周りをフグが泳ぐ。
君たちはなんと警戒心が薄いのでしょう。
水面から丸見えの状態で釣られる。
うーん、らちがあかん。
ゲロゲロジェットコースター
そんなこんなで出航から一時間ほどたった頃、マルコメくんたちの乗るボートが近づいてきた。
どうやらそちらのボートは二人とも船酔いしてしまったようだ。
マルコメ「うー、超気持ち悪いっす…」
あー酔いやすい体質なのね。
マルコメ「とりあえずおにぎり食べますわ」ムシャムシャ
このタイミングで!?
そんな時、シーパラのジェットコースターが登っていく。
恐怖心を煽るためか金属音が段階的に音を高めながらカンカンと鳴っている。
カンカン↑
カンカン↑↑
カンカン↑↑↑
マルコメ「もう…うぷ」
いよいよ落ちる!!と言う最後の高音!
マルコメ「ダメだ!!!」
カンカン!!!!!ガーーーー!(落ちる音)
マルコメ「ウゲー!ゲロゲロロロロロロロロ!!!!」
ジェットコースターとともにマルの胃袋も急降下!
撒き餌完了である!
ということで酔い止め薬はきっと飲んできたほうが良い。
俺は何とも無かったが、車酔いや船酔いする人は絶対に。
それを見ていた同乗者のUスケも嗚咽を‥負の連鎖、地獄絵図である。
そして 彼らの船は12時ころ途中リタイアをしたのだった。
▲バイバイ、マルコメ&Uスケ✋"
ままま、まさかの珍客
うーん、釣れない。釣れないときは場所移動だ!
ということで湾内からサーフの方へ向かうことにした。
M君も漕ぎ方がなかなか上手くなってきた。
しかも速い!そんなに急に成長する?天才なんじゃなかろうか。
砂浜から海を見る事はあっても、海から砂浜を見るというのは中々見られない景色であり、なんか良い。
ルアーに付け替えて投げる。
俺はキックビート、M君は20gの大きめジグヘッドにソフトルアーだ。
着底ダダ引き。
うーん、特に反応なしか。
Mは?
引き上げてきたルアーが水面に上がる。
何かと目が合う。
はい?
それは一瞬でなにが起こっているのか理解出来なかった。
え、イカじゃん。
M「え、イカじゃん。」
同じことを言うM。
手応えは全くなかったようだ。
だが頭だけ出したイカはその刹那逃げてしまった。
多分抱いてはいたが針には掛かっていなかったのだろう。
惜しい!!!
人生初イカになる所だったのに!
あれだけ探し求めたイカちゃん!
初めて海で見た。
「イカだったのよね!」
「目が!目が見えた!!」
「いるの!?イカいるの!?」
「イカーー!!」
語彙力のない32歳の会話である。
🔺あれはイカだった!
こうなったらもう一度会いたくなってしまう。俺たちは引き上げる気満々だったが、もっとやる事にした。
灼熱の中、とにかく投げる。
投げる
投げるが
釣れるのはニラのような草ばかり。
欲が出ているとイカに伝わるようだ。
そうこうしていると時間が来てしまう。
残念だがタイムアップ。ボートでの釣果は‥0である。なんとも情けない‥。
しょんぼりと陸に上がり、先に上がっていたふたりのところへ向かう。
すると、彼らは陸からキスやらアジやらを釣っていた。
2人「こっちのほうが釣れますよ(笑)」
‥(´・ω・`)
こんな感じで初のボート釣りは幕を閉じた。
シーズンは長いようなので是非またリベンジに来たい。
釣り初心者でも楽しめるタイプの釣り方だと思うので、気軽に楽しみたい方にもおすすめ。
そしてこのあと数日間、足の日焼けに悶絶する日が続くのだった。
日焼け対策はしっかりと!